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この記事では、
骨取り魚はどうやって骨を抜く?デメリットや危険性はある?
と題して、「骨取り魚」の作り方、デメリットやメリットにも注目してご紹介していきたいと思います!
スーパーやコンビニなどでよく見かける「骨取り魚」の商品はご存じですか?
骨がきれいに取り除かれていて、ご年配の方や小さい子供も骨を気にせず魚を食べる事ができる商品ですよね!
どうやって骨取ってるの?
何かで溶かしていたりするのかな?
と、気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
・骨取り魚の骨の取り方は?
・デメリットやメリットは?
・骨取り魚が購入できるお店は?
といった内容でご紹介します!
骨取り魚はどうやって骨を抜く?
骨取り魚の細かい骨は、
ピンセットで一つ一つ手作業で骨を抜き取っています。
え!手作業なの!?
そうなんです!薬品で骨を溶かしたりするわけではなく、手作業で丁寧に抜き取っているので危険性はありません^^
骨取り魚のつくり方
骨取り魚の一般的な工程をご紹介します!
①冷凍された魚を半解凍し、鱗・内臓などを除去
↓
②三枚に卸す工程 ※ここで中骨・腹骨・血合い骨など大きい骨を除去
↓
③小骨除去作業 ※ピンセットを使い手作業
↓
④身が崩れた部分は癒着剤で整える
↓
⑤X線(レントゲン)検査で骨の残りがないかチェック
↓
⑥切身を再度冷凍する
作成工程は業者により多少異なりますが、小骨を取り除く作業は「手作業」という点は変わりありません^^
魚にレントゲンするの?
人による手作業でも全ての骨の除去は難しい場合があるので、X線で魚に骨が残っていないか検査をして最終チェックをします。
安心して食べられるね!
また、抜いた骨は加工食品用のダシを取るために使ったり、肥料にしたりするなど有効活用される場合もあるようです!
骨取り魚のデメリットや危険性は?
骨取り魚にデメリットありますが、危険性はありません^^
骨がなく利便性の良さから病院食や学校給食を中心広く普及している骨取り魚ですが、そのデメリットについて調べてみました。
骨取り魚のデメリットは以下の3つだと思います。
・癒着剤を使用への抵抗感
・日本の“箸の文化”への影響
・魚の本来の姿がわからない
それでは、詳しくみていきましょう!
癒着剤への抵抗感
骨取り魚の作る工程で、骨をピンセットで抜いたあとに崩れてしまった部分を癒着剤で整えます。
癒着剤とはなんなのでしょうか?
骨取り魚のパイオニアである「株式会社 大冷」は、癒着剤について以下の説明をしています。
味の素株式会社製の酵素製剤(商品名「アクティバ」)を使用しております。 これは人の血液をはじめ、自然界に存在するトランスグルタミナーゼという酵素を使用しております。 トランスグルタミナーゼは厚生労働省により認可された食品添加物で、無味無臭無害です。
株式会社 大冷公式サイトより引用
自然に存在するもので作られているので過度な心配は必要ないようです^^
食品添加物って悪い印象がある人も多いよね?
以前の法律では、「合成」の物だけが「食品添加物」と定められていたので、そのことからネガティブなイメージがあるのかもしれません。
現在では「天然」・「合成」区別なく「食品添加物」と言われています。
例えば、昔から着色に使われてきたシソの葉もエキスにすると、食品添加物の着色料と呼ばれます。
添加物をなるべく摂らないようにしている方には骨取り魚は不向きかもしれません。
しかし、なかには癒着剤を使用していない骨取り魚の商品もあるので原材料をチェックしてみましょう^^
日本の“箸の文化”への影響
丸魚をお箸を上手に使い、骨を手際よくに取って食べる。という事ができなくなってしまう人が増える=お箸を上手に使えなくなってしまうのでは?と、不安に思う方々もいらっしゃるようです。
古くから日本人の手先が器用さは、お箸を使うからだと言われていました。
日本人はお箸を使う事によって指の使い方や微妙な力加減を幼い頃から習得しているのかもしれません^^
確かにさんまとか綺麗に食べる人素敵だよね
子供が自分で魚の骨を取る作業ができなくならないように、時間がある時は丸魚、時間がない時は骨取り魚。
というように、上手く食卓に取り入れていけば“箸の文化”も大切にできますね^^
魚の本来の姿がわからない
10年程前から“魚は開きや切身の姿で泳いでる”と思っている子供もいるという噂を耳にするようになりましたよね!極端な例かと思いますが、そう思う子も少なからず居るのかもしれません。
骨取り魚を食べていたら魚には骨がないと思う子が出てくるかもしれませんよね。
しかし、今では『食育』の重要性が認知され、教育現場でも家庭でも積極的に取り組まれていて、魚について学べる機会は以前より増えていると思います^^
幼稚園でまぐろの解体ショーをやったとか!
食事の時に魚本来の姿が分からないという点では、骨取り魚のデメリットと言えるかもしれません。
骨取り魚のメリットは?
魚は、高タンパクで低脂肪と栄養的とてもバランスの良い食べ物ですが、難点は下処理が多く骨を取り除く手間があることですよね。
お魚捌くのって知識が必要だよね!
骨取り魚のメリットは以下の3つだと思います。
・骨がのどに刺さる心配がない
・調理や後片付けの時短!
・魚を食べる機会が増える
骨がのどに刺さる心配がない
喉に骨が刺さる心配がなく、ご年配の方や小さい子供も安心して魚を食べる事ができるのは骨取り魚の最大のメリットですよね!
夜ごはんの魚の骨が喉に刺さってしまったけど、もう病院は閉まっている…なんて困った事が起きないので、ぱくぱくと食べることができます^^
もし魚の骨がのどに刺さったらどこに行けばいいの?
受診は耳鼻咽喉科へ。
自然と取れる場合も多いですが、「タイ」の骨は太くて硬いので要注意です!
骨がのどに刺さってしまって魚が嫌いになる子供も多いので、骨を心配せず安心して魚を食べられるという事は偏食を防げるかもしれません^^
調理や後片付けの時短
魚を捌いて下処理、シンクのお掃除に生ゴミの処理。と、お魚料理はお肉料理に比べ工程も多く時間と手間がかかりますよね。
多くの骨取り魚商品は、袋から出してフライパンで焼くかレンジでチンするだけ!というシンプルな工程です^^
そして何よりも筆者が個人的に嬉しいのは、生ゴミがほとんど出なくなるという点です。
ゴミの回収日程によって魚料理を控えている。という方も多いのではないでしょうか!
生ゴミを何日も家に置いておくとニオイが気になるよね
手間がかからず時短でき家事の負担が軽減されるので、忙しい日にとても助かりますね!
魚を食べる機会が増える
先述の通り「骨取り魚」であれば喉に骨が刺さる心配がなく調理や後片付けが楽なので、食卓に魚が並ぶ機会は自然と増えると思います^^
漬け魚・塩焼き・煮つけなど多彩な味付けの商品があり、無塩フィレであればお好きな味で調理可能なのでとても重宝します。
冷凍や真空パックで保存がきくので、お買い物に行けなかった日や急な来客時などにも助かりますよね◎
日本の魚離れが進んでるって本当?
日本人の魚介類の1人1年当たりの消費量は、2001年の40.2㎏をピークに2020年には23.4㎏まで減少しており、水産省は魚離れへの対策として「ファストフィッシュ」という取り組みをしています!
“手軽・気軽”に魚を。を念頭に、ファストフィッシュに選定された商品には数多くの骨取り魚商品があり、魚離れの食い止めに骨取り魚は一役買っています^^
気軽に食べれる「骨取り魚」だと、高タンパク・低脂肪と栄養的にバランスの良い魚を食べる機会が増えるので嬉しいですね^^
骨取り魚が買えるお店は?
骨取り魚が買えるお店は、イオン、業務スーパー、通販など様々です。
今回は、インターネット通販でおすすめの商品をご紹介します。
骨取り魚(サバ)
骨取り魚(サケ)
骨取り魚はどうやって骨を抜く?まとめ
いかがでしたでしょうか
骨取り魚はどうやって骨を抜く?デメリットや危険性はある?
と題しまして、「骨取り魚」の作り方、デメリットやメリットにも注目してご紹介しました。
今回は、
・骨取り魚の骨の取り方は?
小骨は一つ一つ手作業で取り除く
・骨取り魚のデメリット
①癒着剤を使用への抵抗感
②日本の“箸の文化”への影響
③魚の本来の姿がわからない
・骨取り魚のメリット
①骨がのどに刺さる心配がない
②調理や後片付けの時短
③魚を食べる機会が増える
・購入できるお店は?
という事が分かりました^^
最後までご覧いただきありがとうございました!